えー、恒例の京都神社仏閣巡り、月末にもかかわらず、敢行してきました。
押し迫った29日、なぜか昼間に6時間ほど、ぽっかりと時間が空いたんですよね。というか、ワールドカップ観たさに、仕事をセーブした結果が、これ。。
こんなんでいいんやろうか(笑)
タイトルの数字は、今回、初めて数えてみました。
オレのは7年前に買った、京都市観光協会が定価100円で発行している、神社仏閣・美術館博物館等々のスポットが載っている地図。こいつをスタンプラリーしてるわけどす。
んで、数えたことなかったんですが、どんだけあって、どんだけ行ってるのかがちょっと知りたくなって、今回、数えてみました。
そしたら、行かなあかんスポットは合計492ヶ所。昨日までの時点で、オレンジでマーキングされた踏破したスポットは、229ヶ所…。忙しい合間を縫っての年平均30ヶ所強の計算になるから、なかなかのペースやと思うんですが、それでもまだ半分も行ってへんのかいな! …ちょっと、茫然としました(笑) 今のペースを維持しても、あと9年かかるやん! …先は長いです。。
んで、今回は、東山七条を攻めました。有名な三十三間堂があるところですが、この周辺、いくつか神社仏閣さんがあって、それも大駒中駒と役者は揃ってるんですが、なんせオレの地図には、三十三間堂だけがポツンとオレンジに塗られている状態で、ちょっと気持ち悪かったので、この一帯をすべて塗りつぶすためにも、今回はここです(笑)
それとですな、ここにはマイミクさんのプレジンさんの宗派でもありお勧めのお寺さんでもある智積院があります。せっかくなので、今回はそこをメインに。
行ったのは、この3つです。本当は5ヶ所まわる予定やったんですが、それぞれが結構なてんこ盛りでして、今回は3つで打ち止め。
新日吉神宮(しんひよしじんぐう、じゃなくて、いまひえじんぐう、と読みます)
智積院
豊国廟
まず、新日吉神宮から。
まず、読みかたがややこしいです。新日吉というからには日吉神宮があるはずですが、そっちは、比叡山の延暦寺の近所に。そこの神社の神様を迎えて祀られたんで、新日吉。んで、日吉は、読みかたを変えると「ひえ」と読めるんですが、これがまた比叡山と音がおなじなので、そのままこの読みかたが採用されたんじゃないですかね。新は、「いま」の意味を含みますから、そのふたつをくっつけて、「いまひえ」。などと、オレはボーッと思っとります。
入口の鳥居門から、お稲荷さん、お猿さん、狛犬と、使いの神さんが賑やかに3種もいはります。猿は鬼門に祀られる神さんの使いですが、この神社は御所の鬼門にあたる比叡山の方角にはありません。ありませんがが、比叡山の神さんを祀ってるんで、その縁でお猿さんがいてはるんでしょうかね?
ま、そんな蘊蓄は、後日調べるとして…(笑)
神社をぐるりと取り囲むようにしてある京都女子大、高の婦女子さんたちを横目でチラリ、その度毎に相方さんに蹴りを入れられして、境内のなかに入っていくとですな、そこそこの大きさのある気持ちのいい神社ですよ。ただし、境内のど真ん中に見慣れんもんが。
菖蒲のような草を直径15センチほどの太さに束ねて、それを継ぎ足して、注連縄風にひとつの大きな輪っかにしたものが、境内のど真ん中に、デンと建てられてるんですわ。輪っかの直径約2メートルってところですよ。
なんのオブジェ?と思いながらそろそろ近づいていったんですが、もちろん近づいたところでわかるわけがありません。輪っかなんでくぐってみたいのはやまやまなんですが、はたしてくぐってもいいものやら…。
そしたら、近くに神社の関係者らしきオッサンを発見。これは訊くしかないですね。
あの巨大な注連縄みたいなのは、なんですか?
あれは、注連縄じゃなくて、茅の輪くぐりですよ。
くぐるんですか〜?
そうですよ、くぐるんです。年末の大晦日の真反対の6月30日に、茅の輪をくぐって、厄落としするんです。日本最古の宗教儀礼で、正確に6月30日じゃなくてもいいんですけど、今時分、全国どこの神社でもやってますよ。8の字を描くようにして、3度まわってくださいね。
そうなんですか〜。知らなかったです〜。んで、茅の輪ってなにで出来てるんですか〜? 菖蒲〜?
菖蒲じゃないです。茅(かや)です。
茅葺きの茅ですか〜?
そうです。
茅葺きの茅の枯れた茶色のしか知らなかったです。あたりまえだけど、本当はこんなに青いんですね〜。
あたりまえです。茅ヶ崎って地名があるでしょ。「ちがや」っていう植物です。
わかりました〜。ありがとうございます〜。
そんなかんじで思わず詳しいことを教わってですな、くぐってきました。これで、数々の悪行が染みついた身体も清められるわけですから、ラッキーですね。これからまた締切を破っても、たぶん大丈夫です(笑)
それにしても暑かったですが、次は、プレジンさん所縁の智積院へ。ファイルNo.230(笑)
新日吉神宮から歩いてすぐです。
山門のまえに辿り着いて、びっくりですよ。まず、デカい。想像していたより、かなりデカいです。山の麓とはいえ、こんな街中によくもまあこんなにデカい敷地があるな、ってくらいです。伽藍も20ほどあります。
んで、デカいだけじゃなくて、風格がね、すごいんです。
個人的には、本能寺の風格、きりっとした厳しく端正なたたずまいが好きなんですが、それに通じるものがあります。
見ればすぐに禅寺だとわかるほどに渋いんですが、空海建立の、真言宗智山派総本山です。風格があるはずです。京都五山のひとつ、東福寺とタメを張れるんじゃないですかね。
プレジンさんにこのお寺さんを進められたのは、「雨の日にお勧めの京都のスポット」というマニアックなランキング紹介の日記を書いたときなんですが、ここ、雨の日にいいかも。長い石畳の左右が、渋い植え込みの垣根になってるんですね。この風景がね、雨が降ってるときだと、より一層映えそうです。
真言宗なので、ご本尊は大日如来さんのはずなんですが、お不動さんを安置している明王殿があったり、行動に安置されていたのは菩薩さんだったりしました。どうしてなのかはわからないんですが、まあ、仏像は結構いろんなところに動きますからね。
ここ、名勝庭園と宝物館以外だと、拝観料を取りません。良心的ですね。いや、良心的というよりも、今も熱心な信者さんがたくさんいて、寄付でまかなえてるのかな。ハイヤーが何台も停まってました(笑)
宝物館には、国宝指定されている、長谷川等伯の障壁画がありました。楓、桜、松、葵とありましたが、どれも狩野派とはべつの意味での華やかさとダイナミックさがあって、しばらく見入ってしまいましたよ。
ところで、オレがお寺さんに参る最大の楽しみは、庭園を眺めながら縁側で昼寝することにあるんですが、ここは、とにかくデカくて、なかなか庭園まで辿り着けません(笑) 暑いなかを、新日吉神社からずっと歩きっ放し、早く寝っ転がりたいです!
で、ここの庭園。ちょっと変わってます。中国の廬山を模した、土地の高低を利用した築山・泉水庭なんですが、築山の右半分を占める刈り込みが、見事な流線型を描いていて、ちょっと見たことない風景です。巨大なまな板を斜めにして、表面を軽くねじったような…。この刈り込みを見るだけでも値打ちはあるかも。それとですね、縁側の下にまで池が張り出している点。庭を眺める書院が釣り殿みたいになってます。これも、珍しい。ここでやっと、少しだけだけど、念願のお昼寝をしちゃいました。至福のときですな。これがあるから、お寺さん巡りはやめられないわけで。
さて、今日は本当は都合5軒まわる予定だったんですが、ここまででかなりの時間を使ってしまい、残すところ、あと1軒しか行けません。んで、思案した結果、車をあずけた駐車場に一番近い豊国廟へ。
が、しかーし、ここで、豊国廟を選んだがために、えらいめに…。
あのね、京女大学の正門まで来たら、鳥居はすぐそこにあるんです。だから、これは、パッと見てパッと退散出来るなあ、ってかんじで。
豊国廟って豊国って名前がついてるくらいやから、明治以降の、軍神を祀ったりしてる神社やと思うよ、なんて、エラそうに蘊蓄を相方に語ってたんです。いや、その蘊蓄は、語った直後に出現した由緒書きに、豊臣秀吉を祀っている、という一文を発見して、お粗末な推測やということがバレてしまったんですが、それはまあ、どうでもよろし。
かなり山に入り込んでるんで、少〜し、イヤな予感はしてたんですけどね。
やっぱり、ですわ。
鳥居をくぐった瞬間に出現した、天にも昇る階段…。えっ!って思わず口から漏れて、目が点になるような、過去最大級の階段。これ、上るの? 直線距離で300mくらいありそうな…。山を削ってつくった石段が、直線距離で約300m程度ですからね…。すでに、炎天下のなかを歩きまわって、汗だくだくなんですけどね。
はい、上りましたよ。エンヤトットエンヤトット言いながら、相方の手を引っぱり引っぱられ、途中で休憩も入れて。ちなみのオレ、草履ですわ。鼻緒が擦れて、親指の付け根、皮が剥けました。
ほいでですな、最後の一段を上り切ったところで、やっと辿り着いた思いきや…、詐欺ですよ! 平坦な道が続いて、その先にまた、長大な石段が! しかも、今度の石段は角度が急! しかもしかも、そこから先、拝観料をとりやがる! 神社で拝観料を取るんじゃないですよ。国家予算でまかなってよ。
もうね、最後は膝が笑いました。ブラジル戦を闘ったあとの日本代表みたいに、ヒデみたいに、頂上で大の字になって寝ましたね(笑)
しかもしかも、こんな高いところまで上ってきたのに、山の樹々に邪魔されて、下界の景色なんてまったく見えやしない。んで、頂上にあるのは、秀吉のバカでかい墓のみ…。
これ見せるだけなんやったら、もっと低い場所につくってよ! お門違いのグチまで吐いてしまいましたよ。
ひとしきり寝て、あとは転げ落ちるように、下界へ。
明日、絶対に筋肉痛です(笑)
2006-06-30
新日吉神宮、智積院、豊国廟
2006-06-09
京都神社仏閣巡り 小ネタ編
城南宮
誕生寺
羅城門跡
西寺跡
吉祥院天満宮
新熊野神社
昨日行った、京都神社仏閣巡り、小ネタばっかりです(笑)
どこもショボイし、たいして面白くもない。
なら行かなければいいなじゃないか、というのもごもっともなんですが、ところが、そうはイカンのですよ。
なぜなら、
オレの京都神社仏閣巡りは、7年前にJR京都駅の観光案内所で100円で買った京都観光案内地図がベースになってまして、そこに載ってる神社仏閣をスタンプラリーしてるんです。行ったところはマーカーで塗りつぶして、ってかんじで。
300近くの神社仏閣が載ってるんですが、7年がかりで200ヶ所ほど行きました。
残、約100ヶ所。当然、ショボイところもたくさんあります。なんでこんなわけのわからん寺まで?ってところまで載ってます。上記、誕生寺なんて、まさにその典型で、ネットで調べても、まず出てきません。取り立ててなにがあるわけでもなく、かといって廃寺でもなく、なんとなくボンヤリと存在してるかんじ(笑)
でも、地図に載ってるんだから、行くしかないじゃないですか。行かなけりゃ、マーカーで塗りつぶせません(笑)
城南宮ってのは、不思議なところでした。平安時代に都鎮護のために建てられたらしいのですが、一応の見どころは、庭。いろんなタイプの庭を次々と造ってるみたいなんですが、どれもバッタもん臭くて、出来損ないのテーマパークみたいでした(笑) だって、神社のくせに、禅宗仕様の枯山水庭園までつくってるんですよ。白砂に奇岩をボン、ボン、ボンって置いてあるやつね。でも、白砂のところが、なぜか芝生! こんな庭あるか!ってかんじです。これで金をとるんだから、たいしたもんです。
羅城門跡、西寺跡にいたっては、石碑だけなので、車から外に出ることもなく、車窓から眺めただけ(笑)
だって、羅城門跡は周囲が児童公園になってしまっていて、すべり台とかブランコに囲まれて、ひっそりと石碑があるだけだし。西寺跡も似たようなもんで。ここも周囲が公園になってて、小高い丘のうえに石碑がポツンと。往時には東寺と勢力を二分したお寺だっただけに、なかなか寂しいかんじがします。まあ、雨乞い合戦で守敏僧都が空海に負けちゃったんだから、仕方ないんですけどね。
新熊野神社…、丸太町東大路の交差点にあるので、車を停めることも出来ず、駐禁取り締まりのポリさんもうようよしてたので、同行のatricotさんと、交替で車を降りて参拝(笑) でっかい楠を見上げて、ホーッと言って終わりました。所要時間、5分(笑)
吉祥院天満宮。ここで菅原道真公が生まれたらしく、ご生誕の証の品が収まってるらしいのですが、その看板、傷みが激しくて、肝心の、ご生誕の証の品がなんであるのかが、剥げてて読めません(笑)
こんなかんじで、もう、しょぼい小ネタばっかり。ほんと、なんでこんなところばっかりをシラミつぶしに行ってるのか。でも、仕方ないじゃないですか、地図に載ってるんだから。塗りつぶさないといけないんだから(笑)
逆のパターンもあります。
京都の真ん中に、庶民のためのお寺、六角堂というのがあるんですが、それと対をなすかたちで、近くに、革堂というお寺さんがあります。革堂も六角堂に負けず劣らず有名で、調べてみると、なかなか興味をそそられるお寺です。でも、なぜか件の地図には載っていない。載ってないから、行かない(笑)
すぐ近所にクライアントの事務所があるので、このお寺の前はしょっちゅう通ってるんですが、一回も立ち寄ったことがないです(笑)
今回は、結局のところ、最後に立ち寄った比叡山ふもとにあるエスニックカフェ『芽亜里』が一番収穫があったような…。
山んなかにこんな素敵なカフェがあるとはビックリでした☆
比叡山の山のなかに、いきなりバリのコテージが出現したようなかんじです。
グリーンカレーが、かなりおすすめ☆
2006-06-01
志明院/鴨川の源流に行く
昨日まで月末仕事パンパンで、まじ、寝る暇なかったです。mixiやってる暇なんて、1秒たりともない状態(笑) 久しぶりに、マックスで忙しかったですわ。マイミクのみなさん、日記の巡回、全然行けてないです。すんません。。
なんせ、月刊誌130ページ弱の新雑誌創刊業務を1人で編集するなどという、地獄の鬼も逃げ出しそうな狂気の沙汰。。。数年に1回あるかないかみたいな体験をしてますですよ。
でも、なんとか月末を乗り切りですね、日付の変わるまえにベッドに入り、寝ようかなと思った矢先。翌6月1日は晴天。しかも予想最高気温30℃。終日寝ていようかとも思ったんですが、この天気なら雨女の相方を連れ出して出かけない手はありません☆
んで、急遽、鴨川ドライブ&神社仏閣巡り実施。
夜の遅い時間に決めたのでお弁当をつくってもらう時間もなく、当日は、オフィス街にてビジネスマン昼食向けのワゴン弁当屋さんを物色して、お弁当を購入。
オレは、京都の魅力は鴨川に負うところが大きいと思っているので、今回は、今までに行ったことのない鴨川を上流まで遡ってみたいと思ってました。
地図でみると、鴨川が山に入ったあたりで、雲ヶ畑という地名があります。どっかで聞いたことがある程度でまったく思い出せないけれども、まあ、山だし、北山杉でも拝んで、澄んだ美味しい空気も吸えるだろう、と。
ところで、オレがかれこれ10年近く愛用してボロボロになっている、京都市観光協会発行の京都観光案内地図なるものがあります。縮尺とか細かい道だとかがかなりいい加減な地図なんですが、神社仏閣がこれでもかというくらい載っていて、オレの神社仏閣スタンプラリーには欠かせないアイテムになってるんです。行ったところはマーカーで塗りつぶしていって、そろそろ200軒くらいは塗りつぶしてるんですが、それでもまだ3分の1程度は未踏のスポットが残っているような、詳細な地図。
この地図を広げてですな、雲ヶ畑なる場所あたりを見てみると、なんと、今までまったく気付かなかったのですが、志明院なるお寺がポツンと太平洋の離れ小島みたいにして、記載されているではないですか。
当初は、鴨川上流ドライブをやったあとに適当な場所でお弁当を食べて、それから市中に戻ってどっかの寺を攻めようかと思っていたのですが、方針変更。鴨川上流を攻めつつ、この、志明院を目指す、と。
途中、案の定、とても京都市中から車で30分足らずとは思えないような山のなかを走り、ところどころに大きな穴のあいているアスファルト道をガタガタ言わせながら走り、ほんまにこの道で正解なんかいな?と不安を募らせ、志明院に到着。
いや、いいお寺でしたよ~。これ、大ヒット☆
山にあるお寺といえば、京都では、有名どころだと鞍馬寺、ちょいマニアックだと、鳥獣戯画のある高山寺。どっちも素敵なお寺さんですが、この、志明院、そこに負けず劣らず、とってもいいです。人がいないぶん、こっちのほうが断然いいと断言してもいいです。
険しいところにある山寺でね。30℃の夏日でしたが、車から降りた途端、すっごく気持ちいい程度に空気がひんやりしてて、しかも濃厚に緑の匂いがする…。
生き返るというか、パワーをもらうというか、そういうかんじです。
鄙びた、いいお寺さんです。
岩屋山不動教の本山で、650年に役行者が草創し、829年に空海が淳和天皇の勅願により再興したのだとか。天保年間に本尊と山門以外のほとんどが焼失したんですが、なかなか由緒あるお寺さん。続日本記にも、ちゃんと記録が載っているそうです。
空海開眼のお不動さんや、菅原道真作のお不動さんなんかもあるんですが、そんなものよりもなによりも、本堂裏手の山を登っていくと、大きな岩に隠れるようにして、浅い洞窟があるんです。
で、なんと、そこが、鴨川の水源。その洞窟から湧き出した水が、鴨川となって京都市中を流れているんです!
もちろん、鴨川上流はいろんなところに分岐しているので、これが源流であるとひとつに特定することは出来ないので、この洞窟の湧き水は、源流のひとつです。しかし、この洞窟の湧き水を空海が神聖視し、水神を祀り、皇室が崇敬しています。
ただ、そうした由緒を知るまでもなく、ここに来れば、一発で、この場所が聖地であることがわかります。大きく迫り出した岩とその陰にある洞窟は、すごい迫力です。ましてや、そこが鴨川の源流のひとつなら、空海ならずとも、この場所を聖地とし、祀りたくなります。
古びた山門をくぐると、社務所にいる初老のご婦人が迎えてくれました。このご婦人、下駄にもんぺ姿なんですが、すごく美人で品がありました。
流行りのスローライフもロハスも関係ない、べき論でもなんでもなく、自然体でそれを実践している素敵な素敵なご婦人が、お寺の由緒や見どころを説明してくれました。
石楠花がすでに散ってたけど、おそらく紅葉のシーズンはすごくキレイだろうけれど、でも、天気がよくて、気温がちょうどよくて、緑が濃厚で、絶対に一番いい季節に行ったんだと思います。
このお寺さんはかなり気に入りました。
また絶対に行きたいな、と、思った、数少ないお寺さんでした。
そのあと、鴨川でお昼寝。2人して、本気で熟睡してしまいました(笑)
そして、久しぶりに、ヴァン・モリソンが聴きたくなりました。
Van Morrison / It's All Over Now Baby Blue